ドバイで働く人は要チェック!UAEの就労ビザや契約書の種類について解説

みなさんこんにちは!

ドバイで働く休学性のMaoです。

最近は海外で働く人が増えてきています。

海外で起業したり駐在員として働いたり現地採用として働いたりと、いろんな方法があります。

そして、海外で働くときに必須になるのが、その国での労働ビザです。

これがないまま働いてしまうと違法ですし、強制送還されてしまう場合もあります。

それくらい、海外就職とビザの関係は切っても切り離せないものとなっています。

そして、海外で働いている途中で転職したり会社をやめたりするとき、ビザの問題がでてきます。

ドバイで働くときも同様で、いざというときに自分のビザについて知っているのと知らないのとでは大きな違いがあります。

ビザの種類や期間、BAN制度など、重要なことはたくさんありますし、誰も間に入ってくれない現地採用の人は特に、知っておかないと損することもあります。

なので今回はUAEの就労ビザについて簡単に解説していこうと思います!!

メディカルテストに指紋採取など!UAEの就労ビザ取得のプロセス

まずは就労ビザを取るためのプロセスを紹介していきます。

採用されてUAEの会社で働くことが決定すると、最初に就労許可証を会社が発行します。

その許可証をもってUAEに入国し、ビザのプロセスが始まります。

やらなければいけないこととしては、

  • メディカルチェック(※)
  • 指紋採取(※)
  • エミレーツID取得
  • レイバーカード取得
  • パスポートに居住許可のスタンプ

となり、以上のことを2ヵ月以内にしなければいけません。

ほとんどのことは会社がやってくれるので大丈夫ですが、※印がついているものは自分でやることになります。

メディカルチェック

メディカルチェックは血液採取とX線検査になります。

X線の検査は、はじめての人だけがやればいいのですが、これがとても大変なのです!

というのも、X線の検査のための機械の数がかぎられているので、すごく時間がかかります!!

なので、行くならひとがあまりいない夜のあいだに行くことをお勧めします・・・

指紋採取

指紋採取は一瞬で終わります。

カラマ地区にある「Emirates Indentitiy Authoruty」という建物の中で指紋をとります。

ここで写真も撮られるのですが、この写真がエミレーツIDの顔写真になりますので、気になる人は準備してからいきましょう(笑)

指紋採取する場所。

少しわかりにくい場所にあるので注意が必要です!

働くうえで重要な契約書。UnlimitedとLimitedの2種類あるので要チェック!!

さて、ここから契約についての説明になります。

まず最初に、働くときに契約書にサインすると思いますが、UAEでは

  • Limited Contract
  • Unlimited Contract

2種類の契約条件があります。

Contractとは「契約」という意味なのですが、なにがLimitedでなにがUnlimitedなのかというと、契約の期間です。

Limitedは期間が決まっている(2、3年間)もので、Unlimitedは期間が決まっていないものになります。

そして、あまりかわらないように見えますが、この2つの間には大きな違いがあるのです!

Limited Contract

この契約タイプははじめから働く期間が決められている、契約社員のようなものです。

人の出入りが激しいドバイではこのタイプが主流なのですが、契約の途中で辞める、もしくは転職するとなった場合には色々なルールがあります。

  • ビザのBAN制度

契約の期間を終了する前に会社を辞める場合には、ビザのBANを受けることになります。

これは、最大1年間UAE国内で働くことができなくなるというもので、海外で働く人にとってはとても重要なものになります。

次の会社が政府系やフリーゾーンの会社ならBANされていても働けるなどの例外はありますが、BANされてしまうと働けなくなると考えてもらえば大丈夫です。

※現在ビザのBANを受けるのは基本的に雇用者に不利益をもたらした労働者のみのようです

ただ、このBANを受けなくてすむ場合もあります。

それは、

  • 会社と雇用者双方の合意
  • 一定以上の学歴があり、新しい会社で定められた給料以上をもらえる場合

以上の場合です。

1のパターンは簡単で、会社が辞めることをみとめてくれればそれでオッケーです。

ただ、多くの会社の場合、途中で辞めることを許してくれることはありません。

その場合、以下の3つのパターンの人はBANを回避することができます。

  1. 学士(4年制大学の学位)も持っていて、新しい仕事の給料が月AED12000(約36万円)以上の時
  2. 専門学校や短期大学を卒業していて、新しい仕事の給料が月AED7000(約21万円)以上の時
  3. 高校を卒業していて、新しい仕事の給料が月AED5000(約15万円)以上の時

このもしBANをもらったとしても、以上のどれかの条件を満たしていれば大丈夫です。

Unlimited Contract

この契約タイプは簡単です。

Unlimited Contaractの人はラッキーで、基本的にBANはありません。

「いつまでに辞めるよー」という通知書を渡すだけで辞めることができます。

この通知は会社によって違うこともありますが、30日前の通知というのが一般的です。(Limited の人も同じで、通知書を渡さなければいけません)

参考サイト(英語)


UAEには最低賃金がないため、なかにはとても低い給料で働いている人もいます。

そんな人たちがよりよい環境で働けるためにも、以上の例外があるのだと思います。

そして、現地企業で働くひともしくは働いているひとは、もし転職をするときには以上のことを頭に入れながら転職先をきめたほうがいいですね。

考えるべきポイントは

  • 自分の契約のタイプ(LimitedかUnlimitedか)
  • 新しい仕事先の給料(BANをもらわないための基準を満たしているかどうか)

どの国でも言えることですが、契約書に書いてあることはとても重要です。

そして、よく読まないと契約書に悪さをする会社もたくさんありますので、仕事をはじめるときは、まず契約書をよく読んでからサインするようにしましょう。

コメント

  1. 通りすがりのドバイ在住 より:

    以前には一般的に行われていた離職時の労働許可制限(Ban制度)はすでに撤廃しています。 現在離職後に労働許可申請の制限がかけられるのは、基本的に雇用者に不利益をもたらした労働者のみです。
    Unlimited/limitedの雇用契約形態にかかわらず通常は労働制限はかかりませんし、仮に前雇用者が当局に労働許可の申請制限をかけたとしても、ビザのスポンサーが政府系もしくはフリーゾーンであれば、時事上無条件にて新たな労働許可取得が可能です。